壺の魅力
中嶋寛著
本体価格¥5500+税 '18/11/1刊 ISBN978-4-903866-49-9 C0072 A4変形判、68頁/
目次
掲載壺一覧
1 信楽壺 室町時代初期 2 信楽壺 鎌倉時代
3 信楽壺 室町時代初期 4 信楽壺 室町時代中期
5 信楽壺 室町時代初期 6 信楽壺 室町時代初期
7 信楽壺 室町時代初期 8 信楽壺 室町時代初期
9 信楽壺 室町時代初期 10 信楽壺 室町時代初期
11 信楽壺 室町時代初期 12 信楽壺 室町時代中期
13 信楽壺 室町時代中期 14 伊賀壺 桃山時代
15 丹波壺 室町時代前期(南北朝時代)
16 丹波壺 鎌倉時代 17 丹波壺 室町時代前期(南北朝時代)
18 丹波壺 室町時代前期(南北朝時代)
19 丹波壺 室町時代初期 20 丹波壺 室町時代前期(南北朝時代)
21 丹波壺 室町時代前期(南北朝時代)
22 丹波壺 室町時代後期 23 丹波壺 室町時代中期
24 越前壺 室町時代前期(南北朝時代)
25 越前壺 室町時代中期 26 越前壺 室町時代初期
27 越前壺 室町時代初期 28 越前壺 室町時代後期
29 越前甕 室町時代初期 30 常滑甕 平安時代
31 常滑壺 鎌倉時代 32 常滑壺
見所:自分ごととしての壺の魅力
見所は写真の美しさにある。それは読者がよく見る中世の壺ではない。著者は1瓶1瓶を手に取るように
うに提示して、中世の壺の魅力を壺自身の力で語らせようとしている。したがって、壺のみ成らず本書自体
がすでに美術品を目指して編集されている。このため読者は、否応なく緻密な観察力に、格段の実証性を備
えた中世の壺に触れるような触感を持つことになる。
観察記録は、他に類を見ない。
書評: