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続・院長の部屋から<カラー版>

竹田寛著、絵竹田恭子

本体価格¥1400+税 '14/04/26刊 ISBN978-4-903866-25-3 C0076    B5版、142頁






             目次
             平成24年(2012年)
1) 4月:雪柳(ゆきやなぎ)― 春を喜ぶ白いカーニバル                1
2) 5月:はこねうつぎ(箱根空木)― おとぎの国の三色キャンディ     11
3) 6月:どくだみ ― 梅雨時の嫌われ者、でもじつは・・・            20
4) 7月:小海老草(こえびそう)― 不安げに母の帰りを待つ幼鳥       29
5) 8月:ほうせんか―炎天下の蝉しぐれ、物静かな艶やかさ            36
6) 9月:秋海棠(しゅうかいどう)―文人達に愛された文楽人形        46
7)10月:水引草(みずひきそう)―花も実も上は紅く下は白く          53
8)11月:小菊―冬枯れの庭の少女達の賑わい                          59
9)12月:紅葉(もみじ)―吹き上がる手筒花火の絢爛                  68

平成25年(2013年)
10) 1月:蝋梅(ろうばい)―冬の日の仄あかり、黄色いランタン       78
11) 2月:みかん―青い海、緑の島、白い船、みかん畑                 85
12) 3月:クリスマス・ローズ ― 植物・群生の不思議         93
13) 4月:桜草―さみどりの風にそよぐ風車(かざぐるま)       102
14) 5月:えにしだ ―月光値千金                                   111
15) 6月:あやめ― いずれ「あやめ」か「かきつばた」               120
16) 7月:くちなし― 緑のソフトクリーム                           133







見所:


       続・院長の部屋から―見ることと書くこと―
見ることと書くことの間には大きな階梯がある。その階梯を越えなければ、草花の神秘は伝えきれない。
ここに云う草花の神秘、草花の生理の「妙」を取り扱う筆者は、驚くほど堅実に写真と絵を使って、見る
ことと書くこととを隔てる大きな階梯を越えようとしている。
                
          

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