経営再建嵐の百日
―しなの鉄道のマーケティング―
古平 浩著
\1,500+税
・概要
平成9年10月1日の長野新幹線開業に伴い、信越線の軽井沢〜篠ノ井間が鉄道資産103億円で地元自治体に引き継がれた。
しかし、同社は赤字を生み続け、平成13年度決算では2億3400万円の最終損益を計上する。
続いて平成13年末には社長の山極達郎氏(元県出納長)が辞任し、杉野正氏が新社長に起用されて経営再建に乗り出した。
本書は、こうしたしなの鉄道の軌跡を分析し、同社の経営悪化の要因と黒字化の方策とを提案する。
・目次
はじめに
第一章 第三セクター鉄道
第二章 しなの鉄道設立の経緯
第三章 しなの鉄道の不振と対策
第四章 しなの鉄道の営業分析
第五章 しなの鉄道営業再建モデル
終 章 今後の経営課題
(C)三重大学出版会,2005
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