■ 目 次
文字コードから再生される文学は、読者の経験や知識に
左右される。その読みを語り合い点検することから文学
教育が始まる。
■ 二つの「お手紙」(子どもの中に生まれる文学)…7
「ひよこ」の授業
二つの「お手紙」の授業
〈語り合う文学教育〉はどのようにして生まれたか……29
〈語り合う文学教育〉とは何か
価値葛藤・変革の文学教育
子どもの世界
自立への支援と語り合う文学教育
〈語り合う文学教育〉への私の歩み
語り合う文学教育(教師にとっての意義)………………73
文学を見出す
子どもの内なる文学作品を見いだす装置(出会い
―読み深め―交流)
文学作品との出会い―語り合う文学教育の会は
なぜ読みのマニュアルをつくらないのか―……85
教材分析の手順
読む心・読む力
私の読み
宮沢賢治の世界とオノマトペ
自分の読みを作り上げる
読み深め(虚構との出会い)…………………………………97
「ゆうひの てがみ」の虚構のしくみ
「わたしが一番きれいだったとき」の虚構のしくみ
「つり橋わたれ」の虚構のしくみ
「一つの花」の虚構のしくみ
「木竜うるし」の虚構のしくみ
「感動は教えられない」か?…………………………………137
文学教育とはなにをすることなのか
見方の斬新さを身につける
感じる心を育てる
文学教育否定の教育観・学力観
感情は不可知なものか
感情を豊かにするために
感情を意識化するために
思想を豊かにし、深めること
まどみちおの思想に近づくために
〔感じる力〕を育てる…………………………………………155
「木琴」の授業
耳を澄ます
「イメージ化する」とはどういうことか
文学のことばの力
賢治作品と子どもとをどうつなぐか…………………………165
声喩(オノマトペ)の力
オノマトペと作品の思想
従来の「やまなし」の指導
比喩表現を読む授業
感性的世界認識
状況を読む(心情主義を乗り越えるために)………………179
「スーホの白い馬」
「井戸」
作品の題名と状況
「よかったなあ」
宮沢賢治・まどみちおとの出会い
語り合う文学教育と説明文の指導……………………………209
今までの説明文指導
説明文のおもしろさ
説明文と物語り文
「生き物はつながりの中に」の実践
物の見方や表現方法を読む
「ビーバーの大工事」
語り合う文学教育と説明文指導
あとがき…………………………………………………………255
語り合う文学の会URL
http://homepage3.nifty.com/katariaukai/
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